Amazon DLMとAWS BackupはEBSバックアップの世代管理方法が異なります
EBS をバックアップする場合、選択肢として
- AWS Backup
- Amazon Data Lifecycle Manager (Amazon DLM)
の2つがあります。
この2つはともにバックアップのライフサイクル管理が可能ですが、指定方法が異なります。
Amazon DLM はスナップショットを何個残すか(retain)指定し、AWS Backupは各スナップショットをどれだけの期間残すか(expire)指定します。
1日1回スナップショットを作成するようスケジュールし、Amazon DLM では7世代残すように設定し、AWS Backupでは1週間でexpireするように設定したとします。
バックアップが毎日成功すると、どちらも過去7日分の7個のスナップショットが残ります。
バックアップが一部失敗すると、Aamzon DLMではバックアップジョブが成功した直近7個のスナップショットが残り、AWS Backupでは過去7日のバックアップジョブのうち、成功したスナップショットだけが残ります。
世代管理に明確な要件がある場合、この仕様の違いも考慮してください。